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雑木林は大切な資源

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那須高原にはたくさんの方が観光のために訪れてくださいます。本当に感謝、感謝!
ただ、少し残念なことは、そのほとんどが、豊かな自然があって、その自然を満喫しようと来て下さるにもかかわらず、きれいに整備されたアミューズメントパークやお土産売り場を渡り歩き、観光地を訪れた証拠として那須岳をバックに記念写真を撮ってお帰りになるケースが大半ようです。
そのこと自体はとても楽しい旅の目的でもありますが、そこにもうひとつ付け加えてもらうと、きっと、もっと楽しさが広がるはずです。

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できることならよ〜く御覧になってくださるととても嬉しいのです。
皆さんの足下に、通り過ぎる景色の奥に本当に素晴らしい那須の自然が溢れています。
春に一斉に芽吹く我が家の庭のカタクリの花。
近くの農業用水路にもヤマメが元気に泳いでいます。

そんな視点にたって見てみると、その自然を覆い隠す巨大な人工的原色看板の不自然さも目についてくるのではないでしょうか。
残念ながら那須高原は、「自分が目立てばいい」とばかりに派手な大きな看板で溢れている「有名なロイヤル・リゾート」なんですね。

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今年の工房横の紅葉風景です。 一番身近な自然は何と言っても雑木林。
春の新緑、秋の紅葉。
本当に心が洗われるようです。
ナラ、ケヤキ、エゴ、モミジ、カシワ、山ウルシ、コブシ、山ぼうし、山椒等々。





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地面には種々のシダ類や苔。
小さな流れに目をやると、天然のセリやクレソン。
一輪草やカタクリなどの野草花が胸が高鳴る程に群生している場所。
身近なその辺の林の傍らで見つけることができます。

余談になりますが、那須高原の雑木林はどんどんとなくなっている現状には胸が痛みます。
それでも一人一人が雑木林を大事にする気持ちがあれば、まだまだ緑豊かな高原は維持できるでしょう。
希望は大いにあります!

さて伐採される木々の枝はほとんど使われることはありません。
もう、ほとんどゴミ扱いですね。
枝にいたってはもうゴミです。悔しいじゃないですか。

木々を利用して、楽しいものたくさん作っちゃいましょう。

伐採された木々を製材するのは簡単!
近くにたくさんある製材所に持っていけば、希望どおりに曵いてくれます。
材木の容積で価格が計算されます。
1立方m 単位の計算になりますが、目安としては軽トラック満載状態でも1万円ぐらいです。

このぐらいの量であっても本当に驚くほどの板材をとることができます。
勿論、運賃等を考えるとそこまではと思うかもしれませんが、
トラックを借りられたり、保管しておく場所さえあれば、
後でとても楽しみです。

先日は近くの別荘の方が、
やもうえず山桜とブナの木を伐採しなければならなくなり、
もったいないということで、私の軽トラックで運び、製材しました。
玄関前に重ねてみると物凄い量になりました。
将来は棚板やテーブル、椅子などを作るのに使いたいということでした。
木も喜んでいることでしょう。