鍋掛小学校 校庭 桜の木 ワークショップ

子供へのメッセージ

2005年11月14日
先輩達が植え、立派に成長した
桜の木7本、
銀杏の木1本、
胡桃の木1本が
道路拡張にともない伐採された。
いたしかたないのかもしれないが、
60年以上も子供達を見守り、
近隣の生活に潤いを与えてきたその大木たちは、
ほんの2時間で太い幹を大地に横たわらせた。

銀杏の木銀杏の木切られた桜の木太い思い出の桜

そんな子供達のために、先生達が、父兄が考えた。
何か記念になるものを。
先輩達への感謝の気持ちを伝えられるものを。
この伐採が子供達の一生の思い出になるもをと。
創作の天才達の可能性を引き出せる何かをと。

ピカピカの一年生です


師走の慌しい中、みんなにとって初めての挑戦が始まった。
やることは、桜の枝と幹で記念になる飾り棚を作ってもらうこと。
それも全校生徒。
できるだけ子供達の創作力を信じてやらせてみること。
小刀も使う、のこぎりも使う。
枝切りはさみも使う。
危ないけれど、
5年生、6年生がリーダーシップを発揮して、
下級生を見守る、リードする。
援助、団結、責任。
どれをとっても挑戦だ。


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1.適当な太さの幹を用意

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2.桜の幹を半分に割る

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3. 脚に使う枝を4本を用意する。

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4. 半分に割った幹の裏に穴を開けて差し込む。台が平らになるように調整する。
台には自由に枝を立てる。
この一見単純そうな作品づくりではあるが、子供達にとってはかなり大変なのです。

  • でも、最後には驚きの結果が生まれるのです。まさに子供は創作の天才なのです。

WORKSHOP


天気にも恵まれた。いよいよ開始だ。先生からの注意をしっかり聞いて。頑張れ〜〜〜〜!!

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私からまずはプレゼント。
桜の木で赤鼻のトナカイさんです。
たくさんで乗るとちょっとこわいねえ
始まれば、もう、無我夢中。
技術じゃないんですよね。
子供達の頭脳はもうα波!
全開状態なのです。


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ロボットか〜!腕?足?
それとも秘密の機能があるのかな?
その一本一本にきっと大きな意味があるんだろうなあ


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大きい穴あけて小枝の芽をたくさん詰め込んだ。


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製作者はこの子。
アーティストの仲間入り


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ダイナミックに飾りつけたもの。偉い!!


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銀杏の黄色い葉がワンポイント。やるね〜〜


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馬?トナカイ?
なんだっていいんだよね。
このバランス!デザイン!
もうアートだよ。


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みんな熱中しちゃって、時間は少し延長しました。
作品はみんなどこに飾るのかな
最後に校長先生の木の話。
あなたの作品も1000年後まで残るかも。
本当に皆さん、ご苦労さまでした。
そして素敵な刺激をありがとう。

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