南地様へ

画像の説明ご注文、ありがとうございます。

【完成】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 塗装も終わり、テーブルとベンチも塗料の乾燥を待つのみとなりました。
  • テーブル天板を止める駒も取り付け完了し、しっかりと接合できています。

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり  那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • とてもスッキリとしたデザインです。
  • 長さが1400mmと短いため、脚部を天板いっぱいに配置。

【材料準備完了】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 納品段階では、色合い、木目がよくわかりません。

【材料の厚み、幅の調整】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • ネジレ、ゆがみのある材の平面を修正し、幅を確定する作業です。

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 充分な幅を確保して仕入れたつもりでも、やはり節や反りなどで思わぬカットを余技なくされることも多いです。
  • 色あい、木目ばかりは全く同じものがないので、その範囲で調整することになります。

【接合作業】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 厚み、幅、ネジレ調整をした後は、接合作業です。
  • 接着剤も高湿度にも強いアメリカから輸入の信頼の厚いタイトボンドを使用。

【脚部テーパーカット】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 専用の治具を作って、脚部にテーパーをつけるためにカットします。

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

【各部品完成/組み立て準備】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 部品の完成です。
  • 一度、仮組みをして、間違いがないかどうか確認します。
  • 組み立ての際は必ずホゾとホゾ穴周りを玄翁で叩いて木殺しをします。
    ホゾを穴よりわずかばかり大きく作り、叩いて小さくし、接着剤を塗って接合したときにホゾが膨らみより強度が増すという裏技です。
    この小さな違いがゆくゆくは大きな違いになります。
    那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり  那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

【組み立て】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • いよいよ組みたてです。
    一気にはできませんから、3回に分けて順番にクランプで圧着して完成させていきます。
    この組み立てに半日をかけてじっくり丁寧にやります。

【木駒の製作】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • クランプでしっかり組み立てして、接着剤が乾燥して固着するまでの時間を利用して天板を固定するための木駒の製作です。
  • 木目を確認して形をつくります。強度が必要な部品ですから、木目の間違いは禁物です。

【天板研磨と調整】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 脚部分はこれで完成ですから、乗せる天板の加工です。
    表面の無駄な凹凸を鉋で削り、最後はサンドペーパーで120番から始めて400番まで落とし研磨していきます。
  • 角は面取りミニ鉋で削り、丸みを持たせます。

【塗装】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 塗装開始。米ぬかを主成分とした自然塗料です。溶剤が入っていないので、かなり塗りにくいのですが、ここで妥協はできません。
  • 塗装してすぐにペーパーがけして、木地に塗料を馴染ませます。
    この作業を抜く工房も多いですが、オイルフィニッシュ仕上げの基本だと思っていますので、必ず行います。

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり  那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり  

ベンチ製作】

那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり 

  • 材料を効率よく取るためにベンチはテーブルの製作と同時進行です。
  • ホゾ&ホゾ穴加工も完了。
  • 特に脚部と座板との接合は2重ホゾで強度を強めます。

    那須高原の家具工房 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり