ISHIDA様

【黒柿表裏模様】

黒柿座卓

黒柿座卓

  • どちらを表にするか、かなり迷いました。

    黒柿座卓 小林康文の無垢材テーブル

  • 片面はご覧のような大きな割れもあります。
  • こちらが木表側

    黒柿座卓 黒柿座卓

  • こんな節穴や虫食い穴もあるので、埋めています。
  • しかし、黒柿幅もより広く、見ていて面白いデザインのこちら側を天板表にしました。

黒柿座卓

  • 断面も綺麗ですね。

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【材料を使い切る荒取り】

  • 脚部部材をできるだけ取るために、様々なパターンを検証した結果、座卓長さを当初の1400mmから1370mmに変更。それによって、反り止め用吸い付栓材を除いて、全ての材を確保できました。

小林康文の無垢材テーブル

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【天板加工】

  • かなりの反りがある状態を鉋掛けで一気に表裏平らに仕上げます。
  • これで約1cmほど薄くなります。

黒柿座卓

  • 側面も南京鉋や反り鉋で削り仕上げます。

    小林康文の無垢材テーブル

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【天板反り止め材 吸い付栓の加工】

  • かなり厚い板ですから反りも少ないとは思いますが、無垢一枚板には必ず反り止めのための蟻加工による吸い付栓をつけます。
    その加工です。

    黒柿座卓

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【脚部製作】

  • 吸い付栓も片方が完成し、脚部の組加工も終了し、一部接着固定中

    黒柿座卓

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【蟻加工吸い付栓の脚部加工】

  • 反り止めも兼ねた脚部の吸い付栓はそれぞれ反対方向から差し込み、先端が手前よりも約3%狭くなるように彫ります。
    これを締り勾配と言いますが、これによって材の収縮にも、脚部の固定度も両方にしっかり対応できるようになります。

小林康文の無垢材テーブル

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【完成】※画像をクリックすると大きくなります。

  • どこを触っても気持ちがいいように、磨き込みました。

黒柿座卓

  • 特に割れの部分やくぼみの部分は丹念に。

小林康文の無垢材テーブル

  • 蟻加工の吸い付栓も完璧にできました。
    中にクリアランスを設けて収縮に対応できるようにしています。

【那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり】

  • 本来はこの貫き材は必用ないぐらいの強度ですが、アクセントとして入れました。

    【那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり】

  • アーチ型とし、黒の模様に合わせて3段階で彫りこんで、模様にしてみました。

【那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり】

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スツール製作予定】

  • 素材はせっかくなので、こちらも拘って「ケヤキ」を使用することにしました。

小林康文の無垢材テーブル ケヤキスツール

  • 3枚、荒取りし、明日、脚部を作ります。

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【完成】

【那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり】

60%,【那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり】

【那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり】