ブラックチェリー・ダイニングテーブル
【材料届くも・・・】
- いよいよ製作にとりかかろうと。
材料も先日、到着 - 15年以上もお付き合いのある静岡の材木屋さんに仕上寸法を伝えて、
それが十分に取れる材の納品を依頼。 - ところが、端に大きな節が貫通していて、それを避けて部取りをすると僅か3cm、
足りません。がっくりです。
急きょ、週明けに一枚だけ再発注、到着が来週木曜日。
開始が一週間も伸びてしまいました。残念です。 - 来週中にはお届けできるようにと予定していたのですが、申し訳ありません。
【甲板製作開始】
- 先週材料届き週末の作業ができなかったため、月曜日から開始。
- 部取り、そして厚みと幅の調整。
節もほとんどない、綺麗な仕上がりになりそうです。
【甲板袷せ作業】
- ブナ材のビスケット型チップを2重に埋め込み、板を併せます。
- 接着材は水にも強いタイトボンドを使用しています。
- あとはクランプで圧着。
【脚部材の部取り】
- 一日頑張りましたが、脚部材の所定の厚みと幅を揃えるまでで精一杯でした。
単純な作業ですが、意外に時間がかかります。
【袷せ作業と脚部材加工】
- 幕板や貫材の臍加工が終わり、最終組み立て前の脚部テーバー加工です。
- こんな感じで製作しています。
https://www.youtube.com/watch?v=3TB1VnI35Ok
組立作業
- 順番に組立していきます。
- 床面との垂直をしっかり確認しながら進めます。
研磨作業
- サンドペーパーで研磨作業。
- #100→#180→#240→#380→水拭き/乾燥→#600と、番数(番数が大きくなると細かいサンドペーパーになります)をを大きくしていって仕上ていきます。
- 画像を研磨の間にする水拭き作業、これによって毛羽は立たせてそれを研磨によってまた取ります。
- こんな感じで研磨しました。
大まかな研磨 (ベルトサンダーで)
https://www.youtube.com/watch?v=w7NqSRibNCk&feature=youtu.be
細かい研磨 (スピードをコントロールしながらディスクサンダーで)
https://www.youtube.com/watch?v=4oeWEwdaJ7Y&feature=youtu.be
塗装作業
- 天板の表面以外はリボスエコ塗料を使います。
- 天板表面は「オイルフィニッシュ仕上げができて、輪シミができにくい」と話題のこのクラフト塗料をちょっと高額ですが使用しました。
最終組み上げ
- 組立、塗装も終えて、天板と脚部との接合。
- 木の専用駒を作って、天板の湿度、温度変化による収縮に対応するようにしています。
完成
- 杢目もとても綺麗ですね。
- 年数を経るごとに、少しづつ色が濃くなっていくと思いますので、そんな経年変化も楽しんでいただけるかと思います。
- これで塗料乾燥まで数日、納品可能となります。
ありがとうございました。
※2015.07.12